スーツケースを選ぶ時は取っ手の位置も確認しましょう(2)

スーツケースのお話、後編です。

先回のお話はこちらでどうぞ。

 

dahlias.hatenablog.com

 

さて、この度私は新しいスーツケースを新調し、すでに数回旅行を楽しんでまいりました。旅行自体はとても楽しくそれぞれの行き先を堪能して参りました。ただ、新しい相棒となったスーツケースに思わぬ盲点が。。。

 

それは旅行の前日、パッキングを終えた瞬間のことでした。まずは私の相棒を見て頂きましょう。

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 アークスピナーという種類です。

 

コスモライトは正直かなりかぶります。空港の荷物レーンの前には「スーツケースのお間違いにご注意ください」の注意喚起の看板がありますね。中国路線などのレーンを見ているとリモアばかりが連続して流れて来るので自分のスーツケースを探すのに大変苦労します。コスモライトもなかなかのもので、レーンからスーツケースを取り出してはみたものの「自分のものじゃないぞ」とレーンに戻している方を見かけたことも。その点アークスピナーはまだ同じスーツケースの方に出会っていないところを見ると、一発で探せて便利です。

 

さて、私が問題とした点はなにか。

下の写真を見てください。これはアークスピナーを横に倒した写真です。

 

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 わかります?

ロックの横、なーんにもないんですよ。ちなみに下の写真。こちらは私が当初購入しようと目論んでいた8万円もするスーツケース「キューブライト」の横の図です。

http://samsonite-store.jp/upload/save_image/10041608_506d35d94f571.jpg

そう。正解は取っ手です。アークスピナーにはこの取っ手が上に一つ着いているのみなんですね。今まで使ってきたスーツケースには当たり前のように上部と横部に取っ手が着いておりました。写真でスーツケースを見るだけでは横の取っ手の使い方なんてあまり思い浮かばないのではないでしょうか。でもこれ、結構使ってます。例えば「車のトランクに出し入れする時」や「飛行機内の頭上の収納に出し入れする時」や「荷物をパッキングした後、横にしていたスーツケースを立てる時」など、知らず知らず使っています。そんな便利な取っ手。それが、ない!!!

 

新しいスーツケースで旅行デビューの日、早朝の便だったので自宅から最寄りの駅までタクシーを利用しました。運転手さんが降りて来て下さりトランクにスーツケースを入れようと持ち上げようとした時です。やっぱり横の取っ手があると思ってたんでしょうね。一瞬「あれ?」という表情をなさった後、取っ手がないことに気が付いてスーツケースを抱えるようにしてトランクに収納して下さいました。

 

購入を検討していた時、取っ手のことなんて全く考えていなかったんですね。当然あるべきものと思っていましたのでチェック項目に取っ手のことは含まれてはいなかったのです。

 

キューブライトとアークスピナーでは4万円ほどの価格差があります。やっぱりキューブライトにすべきだったと後悔したのですが、当時のお財布状況を思い返すと「取っ手一つに4万円だせないでしょ?」と自分を慰めております。サムソナイトのスーツケース、なかなか壊れることがありませんので100回くらい荷物として預けた頃にようやくガタが出始めるのではと思います。月に3回くらい使うとして3年くらいは余裕で使える計算になりますね。次回こそキューブライトを購入できるように今から貯金に励みたいと思います。

 

ところでアークスピナーですがちょっと変わった構造なんです。後ろ部分から見るとわかりやすいのでお写真をどうぞ。

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スーツケースの見開きの厚みが違うのがわかりますか?上の写真の下側が薄く、上側が厚い。荷物パンパンの時、スーツケースが閉まらない!なんてことありませんか?このスーツケースは薄い側を蓋にすると簡単にパッキングができちゃいます。私は薄い側にパソコン関連と書類を入れています。内部にもカバーがありますので落ちることもありません。また割れ物を購入し荷物を預ける場合、お洋服なんかをクッションにして割れ物を包むようにパッキングすることがありますが、このスーツケースは深さがあり無駄な空間なくパッキングができるという利点もあります。

 

ただ、取っ手がね・・・

まだこのスーツケースとは片手で数えられる程度の旅行を共にしただけですが、取っ手なしになれるにはまだまだ旅を重ねなくては、と思っています。

 

スーツケースを購入する際には、取っ手の有無もどうぞしっかり考慮してみて下さいね。