本ほど楽しいものはないんだけれど
新しい街で生活を始めるにあたり、「ミニマリスト」になることを目標の一つとしてかかげており、本当に気に入った良質の物を長く大切に使う生活を実践しています。ところが、日々の断捨離に果敢に挑んでくる敵がいるのです。その敵、なかなか手強く打ち勝つための対策が見えてこないのが問題です。
敵とは。そう、本です。
「私も!」という声があちらこちらから聞こえてきそうですね!
本は想像力を高めるだけでなく、多くの知識を育ててくれます。知的好奇心が枯れる時こそ現役引退と常に思っているのですが、今のところその気配は見えそうにありません。本は常に私に寄り添ってくれる師であり、友人であり、時には恋人でもあります。もちろん実体験からの学びの方がストレートに記憶に残り経験として自分のものとなりますが、実体験するにはあまりにもハードルが高いジャンルは本からの学びこそ時間も費用も短縮でき、最も効率が良いのではないかと思います。ですからつい!買ってしまうんですよねぇ。
もちろん私もこれ以上本を増やさない!という固い意志のもと、電子書籍リーダーを購入しています。今フルで使っているのは3台です。
1つは今はもう販売していないSONY READER。
きっと知らない人も多いんだろうなーと思います。電子書籍リーダーが出だした頃、まだ日本でKindle発売前だった頃に購入したものです。今はこれで主に昔購入したマンガを読んでいます。
そして残りの2台はKindleで、ちなみに機種はこちら。
Kindle Paperwhite マンガモデル、電子書籍リーダー、Wi-Fi 、32GB、ブラック
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: エレクトロニクス
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電子書籍リーダーがあれば紙の本なんて買わなくてもいいよね!という考え、甘いですよ~。
確かに最近は発売と同時に電子書籍化される本が増えました。でもやっぱり無いものも多いんです。割と多いのが小説。シリーズものですでに10冊くらい出ているものでも電子書籍化されていないもの、多くないですか?この場合は文庫が出るまで待っていますが文庫も量が増えると本棚を圧迫し始めます。
それから図解や写真が必要なもの。これは電子書籍はあるのですが、パラパラめくりながら情報を得るということができませんのでちょっぴり不便なことがあります。電子書籍で購入したわいいのですが使い勝手が悪く、結局紙の書籍も購入したということもありました。大抵は仕事で使うもので、データなどを参照したい書籍の場合が多いです。
最後に料理本。料理本はやっぱりカラーで見たいもの。Fire持っているんですけれど、「今日は何を食べようかなー」と料理本をパラパラめくりながらメニューを決めたい時や、いくつかの本のレシピを比較したい時などは本当に不便。結局料理本も紙派です。
あと話は変わりますが電子書籍リーダーが便利すぎて恐ろしい。読みたいと思った本を1クリックで購入できてしまうので軽い気持ちでサクサクとクリックしていたら、Kindleの中の未読本が山積みに‼ 紙の本であれば山積みされている本が目の前にあるわけですから似たような本を買うことがないよう購買動機を抑制させることができます。でも電子書籍ですと小さな軽いKindleの中に数百もの本を保存できます。よって似たり寄ったりの本を買ってしまっているわけです。
あと洋書。辞書が付帯されているので余裕で読めるぞとあれこれ買って読んでない・・・。
断捨離の道は遠いです。
老後の生活を予測するには・・・
今、読みたい本がこちら。
私は今まで老後について全く考えてきませんでした。保険も同様です。
決して贅沢をしていたわけではないのですが、好きな物を食べ、好きな所に行き、自由気ままに暮らしていたため、恥ずかしいことに「蓄え」といえるものがほとんどありません。
私の両親は自営業で、若いうちから老後対策に取り組んでいました。自営業ですので厚生年金に頼れないとコツコツと貯蓄しておりました。今のようにネットで簡単に情報をとれる時代でもないですし、その分野に明るくないこともあって株などは保有しておらず、いくつかの銀行に分散して貯蓄をしてきたとのこと。そして若いうちに不動産を持ち、親の借金も返し、二人の子どもを育て、そしてリタイアした今は子供たちに頼ることなく暮らしています。むしろ私たち子どもの側がまだまだ親に頼っていたりします。
そんな両親のもとに生まれながら、全く対策を練ってこなかった私。これから自分の老後の準備を始めなくては!と今になって焦り始めました。それもほぼゼロから・・・。
何から始めるべきなのか。そもそもいくらのお金が必要となるのか。万が一病気になった場合、どんな保険に入っておけば迷惑をかけずに治療に当たれるのか。
これからは「老後と貯蓄」について深く考えていきたいと思っていますので、どうぞみなさまお付き合い下さいませ。
私にとっての五月病とは
新しい環境に適応できず,焦り,ストレスを感じ,気持ちが落ち込むうつ状態。医学用語ではなく通称。もとは大学新入生が5月の連休明け頃から急激に無気力,無関心になることから名づけられたが,時期は5月にかぎらず,また中学・高校生や新入社員にもみられる。おもな原因として,受験など極度の緊張からの解放,新しい学校・職場の実態に対する失望,新たな目標の喪失などがあげられる。通常は一過性だが,うつ病や自律神経失調症に陥ったり,消化器系の症状 (下痢,吐き気など) がみられる場合がある。 (→燃え尽き症候群 )
この頃「ワークライフバランス」や「Quality of Life」という言葉を耳にする機会が増えました。私が社会人になった頃はその日やるべき業務が終わらないのならば残業して当たり前という雰囲気が当然のようにありました。最近は労働環境を改善しようという活動が盛んになり、定時の退社時間には電気をすべて消して退社を促す企業が増え、ちまたに「フラリーマン」なるおうちに帰りたくないお父さんたちが出没するほどだとか。
さて、五月病です。
今年のGWはカレンダーの並びも良く、10日近いお休みを楽しんだ方もたくさんいらっしゃるかと思います。旅行や遊びの計画って準備している時が一番ワクワクしますよね。旅行やイベントの前日ともなるとワクワクは最高潮!そしていざ旅行だ!イベントだ!と計画スタートとなるわけですが、それらが終わると線香花火のようにぽとりと自分を鼓舞していた情熱の火種が落ちてしまう。燃えるものがないわけですから楽しい連休の後の会社なんて抜け殻状態で出勤するも同然ですよ。いつもの通勤電車の込み具合が数倍ハードに感じられたりするのかもしれません。1週間ほどのお休みの後に「会社行きたくない~」と思う方のお気持ちは想像に難くないわけです。
実は私、会社に行きたくないと思ったことがほとんどありません。きっと数回くらいはあったと思うんです。「会社やだ~」と思った日もあったと思うんです。ただ社会に出てもう干支が一回り以上しているせいでしょうか。昔のことすぎて全く思い出せません。むしろ長いお休みの時はあれもやろう、これもやろう!と会社に行くのが楽しみでした。このように思えるような業務に携われたことはとてつもなくラッキーなことなんだとありがたく思っています。
5月は若葉が美しく自然の息吹を強く感じられる元気いっぱいの時期。水が湧き、山が芽吹き、海が燦燦と輝き始める生命力あふれる時期です。毎年桜が散り、木々が青々とし出す頃から明らかに世界が明るく見えるというか、好転し出すというか、私ツイてるわ!と連発したくなることがなぜが続くんですね。これに気が付いたのは学生の頃でした。
私には明らかにパワーダウンする時期があります。それは11月、2月、3月の3か月です。12月と1月はおそらく年末年始に浮かれてしまってハイテンションになっているために痛み辛さに鈍感になっているんだと思います。私にとってのこの魔の3か月はまず間違いなく体調を壊したり、仕事もプライベートも滞る傾向にあります。お金の流れも悪くなり通常しないような浪費をしてしまうことも。
ところが若葉の時期にはバッドラックが突然どーんと明けるのです。いきなり元気いっぱい!状態が続きます。これが私にとっての五月病。本来の定義は鬱のような状態なのでしょうが、私の場合は躁状態になることなんです。なんら根拠もなく「今ならできる!」と過信してやみくもに走り出すために、夏ぐらいになると結構バテます。
「はしゃぎすぎ。まずは落ち着け。」という意味を込め、この時期にはティーポットを出してきて丁寧にお茶を入れ、ゆっくりと飲むようにしています。本当に軽率に考えなく突っ走ってしまうことがあるので大人になった今は特に5月の勇み足には注意するようにしています。
自分の「気」がハイやロウになる時期を知っておくのはとても大切なことだと思っています。私は考えるより行動してしまうタイプですので、5月病の時は安請け合いをしてしまうなど慎重さに欠けることが多々あります。またダウンしている時期にも物を判断する力が思いっきり否定の方向に振れているのでチャンスを逃すようなことも。あとこの時期に買うお洋服は冬ということもありますが大抵重~い感じです。
五月病には「お茶」で落ち着く。
これが私には一番効くお薬のようです。
暮らしを豊かにするコツ
新しい街に来てやってみたかったこと。
それはお部屋にお花を飾ることでした。
「お花屋さんなんてどこにもあるでしょう?」とお思いかもしれませんね。もちろん前に住んでいた街にもお花屋さんはありました。ただ、①すごく高い、②お花の種類が少ない、の両極端で気軽にお花をお部屋に!ということが叶わなかったのです。
新しい街に越し、今まで憧れていた暮らしのことがらを一つ一つ叶えていこう。
まずは花瓶の購入からはじまりました。
実は前の街に住んでいた時に花瓶だけは準備をしていました。ところが引っ越しで行き来している間にどこかへいってしまったのです。同じものを購入したかったのですが、残念ながら手に入らず。そこで色違いの花瓶を購入し、お花のある暮らしが実現しました。
こちらは私の大好きな花、ダリアです。私だけなのかもしれませんが、ダリアを見ていると力が湧いてきますよね。心の中にぽっと明かりがともるような気持ちにもなります。ダリアは私の「こうありたい」姿を表しているお花の一つです。
これが新しく購入した花瓶です。(ご紹介は下に)
そしてこちらはバラの花。
お仕事先でのおすそ分けで頂いたのですが、なんと4週間もきれいに咲いていてくれました。こちらの花瓶は近所のお気に入りのお花屋さんで購入したものです。
お花がある生活をあえて言葉にするならば、
うるおい
凛とした
やさしさ
余裕
強さ
気品
輝き…
穏やかな時間の中で、自分自身と向き合えるような空間が広がるようなイメージです。お花をお部屋に飾るには、しっかりとケアができなくてはいけません。もちろんお水も替えなくてはなりませんし、整然とした生活環境を作る必要があります。そういった意味でもきりりと引き締まるような気持ちにさせてくれることも私の生活には欠かせないものとなっています。
私にとってのお花のように、人にはそれぞれ暮らしを豊かにする何かがあると思います。それがあることで居住空間に光が差すような、気持ちが引き締まりながらも常に暖かい気持ちになれるような。それは知らず知らずのうちにあなたの支えになってくれているはずです。私の場合ですが、家に帰れば完全に気持ちが切り替わります。仕事のストレスもすーっと消え、荒れた心も安定します。それはお花が私の感性にプラスの要素を届けてくれるからだと思っています。
そんな支えのおかげで私の新しい街での暮らしは徐々に落ち着きのあるものとなりました。自分の求める暮らしや夢を思い出させてくれるものと共に過ごす。これが私の暮らしを豊かにするコツです。
(ダリアの花瓶)
SCOPEさんより購入しました。こちらは12cmサイズです。以前はMediumのクリアを持っていたのですが、今はブラウンを愛用しています。実はクリアの24cmサイズも購入したのですが、想像以上に大きくてまだ上手に使えておりません。
ホルムガード / フローラ ベース 12cm [Holmegaard / Flora vase]
- ジャンル: インテリア・寝具・収納 > インテリア小物・置物 > 花瓶 > その他
- ショップ: scope version.R
- 価格: 3,240円
未来を見据えて
未来について考えてみましょう。
そうですね、3年後。5年後あたりはどうでしょう。
どんな風でありたいかを考えるたびに
何か足りない・・・
それもものすごく、足りていない気がする・・・
いや、確実に足りなさすぎる・・・
と、今までの自分の歩いてきた道について思いを巡らせるわけです。
でも、できれば「後悔」という言葉は使いたくないですし、過去を肯定的にとらえるには「あの事があってからこそ今がある」と将来どこかの時点で思い返せられたらOK。今から自分を導いていけば良いことなんだと思います。
そこで、このブログでは自分の考えをいくつかのカテゴリーに分けて整理しつつ、どのような3年後、5年後、10年後・・・を過ごしたいのか、前進していく過程を綴っていきたいと思います。
その目的のためのカテゴリーを以下8項目に分類します。
・生きるーーー人生について、どんな生き方をしたいのか。考察。
・暮らすーーー衣食住。ざっくりとした日常のこと、おうちのこと。
・勤めるーーービジネス、キャリア
・蓄えるーーー貯蓄、未来の準備
・修めるーーー教養
・整えるーーー健康、美容、心
・愛しむーーーMy Favourite Things
・旅するーーー旅行記
普段あまりテレビを見ることはないのですが、たまに驚くほどの知性とセンスにあふれる方を見る度に憧れの気持ちがどんどんと膨らんでいきます。
私に大きな刺激を与えて下さる方々に共通することは、自分の頭で考え、自分の言葉で語る方法を知っている方であり、その言葉には揺るがない信念がある。
日本の社会にいると時に学歴コンプレックスを抱いてしまうことがあります。私自身、地方の私大出身です。仕事で輝かしい経歴をお持ちの方々にお会いする度に圧倒されてばかりなのですが、ある程度の年齢を過ぎたあたりから、人を圧倒する魅力やパワーをお持ちの方々の特徴として、先の「自分の頭で考え、自分の言葉で語る」ことが、学歴や経歴よりも人を輝かせるということに気が付きました。
心に芯を持ち、素直で、柔らかい人になれたらと思います。
どうぞ今後ともお付き合い下さいませ。
一歩前進
新しい街に来て3度目の季節が巡り、
ようやく少し慣れたかな?と思える瞬間が増えてきました。
前に住んでいた街へは2度ほど。
長く暮らした街なのに不思議なくらい
「懐かしい」気持ちが一滴も湧いてこないのは
まだ日が浅いからなのでしょうか。
今は新しい街での生活を作り上げることが最優先。
これからは自分の「くらし」や「生活」に心を傾ける余裕ができそうです。
ということで、ようやく久々にブログを綴ることができました。
ところで。
こちらは私のカメラです。
新しいことをはじめたくて、新しい気持ちになりたくて数年前に購入しました。
ところが引っ越しが決まるまで、まったく触れず。
新しい世界に行きたいと思いつつもいたずらに日々が流れるばかりでした。
春になり、若葉が芽生え、明るい気持ちになってきたからでしょうか。
「あ、カメラがあるんだ!」
やっと一歩がはじまりそうです。
春っていいなぁ。心が前向きになりますね。
これからは写真も含め、いろいろな記録を残していけたらと思います。
どうぞお付き合い下さい。